管理業務主任者の難易度

管理業務主任者(管業)は宅地建物取引主任者で学習した不動産関連法規の発展的な内容を取り扱う、宅建のマンション管理業界版資格です。法律に基づいた独占業務と設置義務がありマンション管理業界への就職が有利になります。不動産仲介でもマンション物件を取り扱う時に管業で学習したマンション管理の知識が実務上役立ちます。更に定年後の再就職ではマンション管理の法律知識があるということでマンション管理員として嘱託社員での就職にも大なり小なり有利になることでしょう。
宅建マンション管理士と比べると比較的合格しやすいと紹介されていることも多いですが、合格率は20%程度と宅建の17%よりは若干高い程度で受験者100人中80人が不合格になるという難関には変わりなく、また、試験開始当初の平成13年(2001年)度から比較すると、受験者数こそ年々減少しているものの、管業受験経験者や宅建合格者などのレベルの高い受験者が増加したことに加え、本試験での出題内容が平成18年(2006年)度以降難問化し、現在では宅建レベルに迫る急激な難化傾向であり、上位資格であるマンション管理士(標準学習時間500時間)とのレベル差が縮まってきていると考えられます。
管理業務主任者試験合格までの標準学習時間は300時間(管業講座受講で5〜6ヶ月)ですが、宅建学習経験者200時間(管業講座3〜4ヶ月)、宅建受験生150時間(宅建試験後管業講座1.5ヶ月間で運が良ければギリギリ合格可能)であり、不動産業界標準資格・宅建とのダブルライセンスで相乗効果が発揮できます。

http://stepup.yahoo.co.jp/school/shikaku/detail/007/00057/S07044/?bk=http%3A%2F%2Fstepup.yahoo.co.jp%2Fschool%2Fshikaku%2Fsearch%2F007%2F00057%2F
管理業務主任者の資格取得|BrushUP学び
http://www.fp-guide.jp/mankan/501/index.html
http://www.w-seminar.co.jp/mansion/taikenki/taikenki.html
http://realestate.yahoo.co.jp/docs/myhomeguide/04_78_01.html